色指定について
チラシのような印刷物とパソコンのモニターでは色の表現方法が違います。印刷物では色をCMYKで表現していただく必要があります。モニター上の色味とチラシの色味が極端に違わないようにするためにも下記の色の解説をごらんください。
印刷物の色
CMYK(インクの3原色+補色の黒色)
パソコンのモニターではRGB(赤緑青)をつかって色を表現しますが、印刷物ではCMYKをつかいます。CMYKとはシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の3色と黒(K)の組み合わせです。
- CMYKフルカラー
- シアン(C)
- マゼンダ(M)
- イエロー(Y)
- ブラック(K)
特色について
CMYKの組み合わせでは色がわずかに色が濁る傾向があります。きちんとした色を出したいときには単色として作成された色をつかいます。また、金や銀、蛍光色などCMYKでは表現しきれない色を使いたいときにも特色をつかいます。
「DIC」や「PANTONE」が代表的な特色のブランドです。
モノクロ
いわゆる白黒のことです。白から黒までの中間グレーの階調で表現するグレースケールと、白と黒のみで表すモノクロ2階調があります。
- グレースケール
- モノクロ2階調
チラシの色指定の仕方
フルカラー(4c)で制作する場合
フルカラーのチラシを印刷したい場合は、すべての画像やオブジェクトをCMYKで制作してください。モニターの出力形式のRGBカラーでは色味がずれたり、出力されなかったりするおそれがあります。
特色を指定する場合は「スポットカラー」ではなく、CMYKの組み合わせである「プロセスカラー」で制作してください。
2色で制作する場合
2色のプロセスカラーで制作し、それぞれの使用色を作業依頼書に明記してください。
シアンとマゼンダで制作する場合:
M→DIC199+C→DIC641で印刷
かならずプロセスカラーで制作してください。スポットカラーで制作してしまうと、できあがりがモニターやプリンターで確認できません。制作する画像はCMYKで2色分版してください。
1色で制作する場合
黒(K)の1色のみで制作し、仕上がりの色を作業依頼書に明記してください。配置画像はグレースケールに変換してください。
※特色を指定し、ザラ紙や上質紙をつかう場合は色がにじみやすくなります。
- そのほかの注意事項
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- 不慮の事故にそなえるため、入稿データは必ずバックアップをとってください。作業中のトラブルでのデータ破損は保証しかねます。
- 入稿データに不備がある場合、修正したデータを再度入稿して頂きます。それによって納期が遅れる場合があります。
- モニターやプリンターでの色味は実際の印刷のものとことなります。厳密な色合わせが必要な場合は、色校正(有料)をご依頼ください。出力見本を送付しますので、色補正を行った上で、データを再入稿してください。
- 不動産チラシ.comでは、データが実際に印刷できるかどうか確認することとなります。内容やデザインに関しましてはお客さまに一任されます。チラシの内容に不備があった場合でも、一切の責任を負えませんのでご了承ください。法律や条例に準じているか、公序良俗に反していないかお客さま自身でご確認ください。